外貨預金は買ってはいけない!手数料の高さ、銀行の窓口でカモにされるリスク

外貨預金 外貨預金

銀行員時代、私は多くの顧客に金融商品の販売をしてきました。

しかし、銀行で取り扱っている商品のほとんどはおすすめ出来ないものばかりでした。

手数料が高すぎる商品や顧客は損をするリスクを負うのに銀行は確実に儲かる商品を販売することにジレンマがありました。

銀行を利用する方が損をしないために銀行で買ってはいけない商品の紹介したい気持ちから今回記事を書くことにしました。

銀行で買ってはいけない金融商品はたくさんありますが今回は銀行で購入してはいけない商品として外貨預金を紹介します。

外貨預金とは

外貨預金とは、その名の通り外貨の預金になります。預金と聞くと、一般的には日本円の預金を思い浮かべると思います。しかし、アメリカドル(米ドル)やユーロ、オーストラリアドル(豪ドル)などでも預金をすることが出来るのです。海外のお金で預金することを外貨預金といいます。

外貨預金の特徴

外貨預金の特徴は、ずばり金利と為替です。現在、円の1年定期の金利は、0.01%です。

もし、100万円を1年間の定期預金にしても利息は100円しか付きません。(税金は考慮していません。)

外貨預金
参考:https://www.mizuhobank.co.jp/rate_fee/rate_deposit.html#teiki

一方、外貨預金ですが、日本円に比べて金利が高い通貨が多いことが特徴です。

例えば最も馴染みのある米ドルの場合、1年定期預金の金利は、0.45%です。為替を考慮しないで考えると100万円を1年間預けた場合の利息は4.500円になります。

実に円定期預金の45倍の金利が付くことになります。この金利の高さが外貨預金の特徴の1つ目になります。

外貨預金の金利の高さ

参考:https://www.mizuhobank.co.jp/rate_fee/rate_interest.html#gaika_teiki

また外貨預金の特徴には為替もあります。

円から外貨に換えて外貨預金にした場合、預けた時の為替よりも円に戻すときの為替が円安になっていれば為替の差益を得ることが出来ます。

例えば、1ドル100円の時に100万円預けた場合、10,000ドル預けることになります。

もし、この10,000ドルを1ドル110円の時に円に戻した場合、110万円の円になります。この為替差益も外貨預金の大きな特徴になります。

外貨預金のリスク

外貨預金のリスクは、為替が円高になることです。先ほど外貨預金の特徴でも為替をあげましたが、為替はメリットにもなりデメリットにもなるのです。

もし、先ほどの例で1ドル100円の時に100万円を米ドルに換えた場合、10,000ドルになります。円に戻すときに、1ドル110円のように円安になっていればいいですが、円高になった場合はどうでしょうか?もし1ドル90円の時に円に戻した場合、戻ってくるお金は90万円になってしまいます。このように為替はメリットでもありますしデメリットにもなります。

最近の、為替の状況ですが、下の図のように円高傾向が続いています。もしこの傾向が続いた場合、外貨預金にするのは危険かもしれません。

米ドルチャート

米ドルチャート

参考:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=usdjpy

外貨預金は決して悪いものではないが銀行の窓口では絶対に買ってはいけない

外貨預金は、損をしてしまうリスクはありますが、決して悪いものではありません。

今後、日本の財政赤字が問題視され大きく円安になる可能性があるからです。

また通貨分散をすることによって、円が暴落した時のリスクヘッジになります。

今後、グローバル化はますます加速していくと思うので複数の通貨を持つことは賢い選択肢であるといえます。しかしこの外貨預金ですが、銀行の窓口では絶対に買ってはいけない商品なのです。

銀行の窓口で外貨を買うと手数料が異常に高い

銀行の窓口で外貨預金を買ってはいけない理由は、銀行の窓口で外貨預金をすると、手数料が異常に高いからです。下の表は、三菱UFJ銀行の外貨預金の手数料の一覧になります。

外貨預金の手数料
参考:https://www.bk.mufg.jp/tameru/gaika/kinri.html

もし銀行の窓口で10,000豪ドル、円から換えるとすると1豪ドル当たりの手数料が2円かかるので20,000円の手数料がかかります。

また豪ドルから円に戻すときにも1豪ドル2円の手数料がかかるので20,000円かかります。

手数料率にすると1豪ドル70円の場合、70円×10,000豪ドル=700,000円になるので20,000円の手数料は、約2.85%になります。

更に豪ドルから円に戻すときも同額の手数料がかかるので往復の手数料は、約6%にも及ぶのです。

つまり銀行の窓口で、豪ドルで利益を出す場合、豪ドルが6%以上円安にならなければ利益は出ないのです。これだけ高い手数料がかかるのでいくら金利が高いといっても利益を出すことは非常に難しくなってしまうのです。

銀行の窓口で外貨預金をするとカモにされる

銀行の窓口で外貨預金をすべきでない理由は、手数料だけではありません。

銀行の窓口で外貨預金をすると銀行員は他の商品に切り替えませんかという提案をしてきます。

特に為替が円高になった場合はこの傾向が強いです。金利の高い投資信託や債券、保険を勧めてくるのです。外貨預金を保有している顧客からすると為替が購入時より円高になってしまうとすぐに円に戻すことは難しいので銀行員の提案にのってしまいがちです。

しかし銀行員の勧める投資信託や保険は手数料が高いので更に高い手数料を負担することになってしまいます。

つまり銀行の窓口で外貨預金をすると外貨に換える時に手数料がとられ、外貨から投資信託や保険にする時に更に手数料が取られることになってしまうのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました